なんやかんや、面白い大会だったなあ。
何が衝撃って・・
ボーヤンの謎衣装、ショートもフリーも持越し!(←そこかい。)
快進撃はもちろんだけど、あの衣装に微塵も躊躇を感じさせぬまま2年持越しちゃう度胸というか自信というか。
先日も書いたとおり、彼はどんな音楽で滑っても同じに見えるので、はたしてプロ全体が持ち越しなのか、衣装だけ賢く着まわしてるのか、見ても判然としない。(そして探究する気にならない)
とはいえ、スケーティング良くなってましたねえ。もう、去年の演技ったら、見るに堪えな・・(以下自粛)。
PCSもあげてくるのもそう遠くないでしょう。そしたらとんでもない点数出るな。・・・コワっ
そしてフェルナンデス氏のショートプログラムが超カッコよかった!
あれなに。マラゲーニャって、フラメンコと違うわけ?ごめんなさい無知で。
しかも最後に入るボーカルはドミンゴですって?
このプロを見たら、彼がどれだけスペインで国家的期待を背負ってるかわかるってものだ。
で、それに押し潰されない風格ある滑り。
今年はテン殿下の影響なのかナショナリズム全面にだしたプロが多めで楽しいけど、中でもこのマラゲーニャが一番だな。
浅田氏のフリー3A凄っ。
あのジャンプはすごいわ~。
でも彼女の演技は、蝶々夫人・・・の亡霊に見える。
坊さんの前に現われて当時を回想しながら演じてみせる夢幻能的に。
とにかくジャンプは美しかったし演技も「美しい」とは思う。
でも、見ていてなんだか不安な気持ちにさせられるんだよね・・
綺麗綺麗な、ある意味大時代な振付が問題なんだろうか。
ローリー・ニコルは何をしようとしてるのか。
でも、NHKはいやがうえにも盛りあがりそう。
ご近所さん、チケット買えたから行ってくるんだって!!超うらやま。
私は町内会の餅つきだよ・・・・。
でもって本郷氏の新プロ
すごい。どんどんパワーアップしてる。
昨年のGPSで見て彼女に一目ボレした。
彼女には「覚悟」があるんだな。
少々荒かろうが、完全に踊りこなせていなかろうが、腹をくくって滑る爆発的なパワー。
美しいものも、醜いものも、この世にあるものすべてを楽しんでいる演技。
氷の上に立ったが最後、良く見せようとか点を取ろうとかいう思惑がふきとんで、ただ楽しい時間を観客と共有しているようなところが本当に魅力的。
私は現役女子スケーターの中で、彼女の演技が一番好き!!