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Channel: 映画・海外ドラマ 覚え書き
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ジェイン・オースティン 秘められた恋

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いわゆる「ジェイン・オースティンもの」は余さず見てきたつもりの私。
この映画は、オリヴィア・ウィリアムズ主演の類似のドラマと混同していて長らく未見でした。
 
でも感想は・・
「我慢できなくはない。だが気をそそられるほどでもない」(by ダーシー)
ってとこですか。
 
今やオスカー女優のアン・ハサウェイ、大作から微妙な作品まで大活躍なジェイムス・マカヴォイ。
間違いなく美男美女だし、演技も上手いんだけどさ・・
オリヴィア・ウィリアムズの凄みには勝てない。
 
ところでこの映画が未見だと気づいたのは、「ルイス警部」のローレンス・フォックスの過去出演作リストにあったから。
 
ローレンスくんは、ジェイン・オースティンと一瞬婚約するウィスリーという紳士の役。
ジェインにやっとのことでプロポーズしたのに、「マヌケ」呼ばわりされるお気の毒な人。
しかも、彼女が言うほどマヌケとは思えない。やや反応遅いだけで。
そんな彼をマヌケ扱いとは、ジェインって、なんかヤな奴だ。
 
と思いつつ特典の未公開シーンを見てみたら・・・マヌケだった!
未公開シーンのほうが10倍面白いよローレンスくん。
 
長身すぎて、ジェインとのシーンでいつも頭がちょん切れてしまうのも可笑しい。
頭の先ならまだしも、平気で腹とか首とか・・壁紙のように雑な扱い。これはわざとだよね??
 
 
とまあ、編集を含め、なんだか微妙な感じの映画ではあったんですが。
ラストで、ジェインとお友達宣言したウィスリーが、
「世間一般の真理です」
と、「高慢と偏見」の冒頭の一言を言うシーンは、原作ファンとしては鳥肌もんでした。
 

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