今日の体力維持のために第二グループからライスト観戦
リンク中央で各選手紹介のあと、散って六練を開始する。
なんか、ショーっぽくて、いいな。
リッポン
いやはや素晴らしい演技でした。ひょっとしたらPB更新かな?
テーマはフラミンゴ・・・だっけ・・
どでかいリッポン・ルッツ!
風に撫でられるようなスピード感とエクスタシー。
そう。エクスタシーがすべてなのよ。彼の演技は。
彼自身がスケートの中に感じているエクスタシーをそのまま観客に見せてくれる、共有してくれる。
思うに、両手上げジャンプというものは、このちょっと受け身な、スケートへの欲情とでもいうような、内面的なエロさの発露があってこそ美しいんだと思うの。
いま、両手挙げジャンプをほんとうに美しくできる現役男子は、私の知る限り、リッポンと羽生氏しかいない。
なかでもリッポンは、両手挙げの意味をしっかりと自覚していて、自分の内面の表現のためにこのジャンプをしようとしているのがわかる。
(一方の羽生氏はただ美しく演技しようとしているだけなのに、内面がダダ漏れなので結果的にエロい。)
うれしい銅メダル!
むら
彼の場合、リッポンとは逆に、見ているこちらのエクスタシー。
ただただ身をまかせて浸りたくなる演技。
冒頭からすごい迫力。
もう何も考えずに見ていたい。
しっかし、でかいジャンプですね。コケ方もでかかったけど、でも素晴らしい!!
ヘンドリックス
「全米震撼」「総製作費○○億」「○○の謎が今明かされる」
映画の予告編ロングバージョンといった感じのプロ。(笑)
謎タイタニックより謎だけど、ある意味世界観はわかりやすかったです。
で、何の映画だったんでしょう。。
ネイサン
素敵な衣装整えてきました。
カッコいいじゃん!!!
でも・・なんだろ。演技は地味衣装のほうが迫力あったかな。
衣装を着るっていうのは、彼自身を縛ることでもあるんだろうな。
演技に意味や世界観が生まれてしまう。
その世界観と、彼の、ジャンプ一辺倒な演技のバタバタ感とのギャップがより鮮明になってしまった感じがする。
さあ、だんだん目が厳しくなってきますぞ。(笑)
テン殿下
あら。トスカですか。
今年もローリーかと思ったら、ショートも振付師モロさんだったんですね?
ステップがいいなあ。まさにベルカント。
この音楽にこめられた情熱を、これだけ静かに、抑制的に美しく表現して納得させるとは。
彼の音楽性には教養があって、誰もが知ってるアリアも本物の音楽になる・・。
クラッシックをクラッシックとして、直感でなく、真っ向から向き合っている感じ。
ピアノでいえば、いわゆるショパン弾きじゃなく、シューベルト弾きとかシューマン弾きといわれる類。
いや、彼ならバッハでもハイドンでもいけると思います。
まさにスタオベもんです。
彼のこういうプロが見たかったんです。私。
そして、やっぱりなんだかんだいって、ローリー・ニコルじゃないほうが好きです。(笑)
堂々の銀メダル!!!!!!
・・一大会棄権しちゃったからファイナルは出られないのね・・(涙)
ハビ
ポピュラーの中のポピュラー。
もう何も考えず、純粋に楽しみますわ。
いろいろ考えちゃう私には不向きだけど(笑)でも楽しいからいいの。
ジャンプがギリギリなのは、スペクタクルでかえって楽しくすらある。
でもコケちゃうのは悲しい。
前回に比べてPCS抑えめになりましたかね。
王者の滑りには変わりないけども、かなり余力を残してさらりと勝ちました。
ああ、また予想を完全に外しましたよ。
ネイサン・チェン、シニアの壁は厚かった。
そしてまさかのテン殿下復活。
これがほんとにうれしい。彼の活躍を見られただけでも、この大会を見た甲斐がありました。