国別 エキシビション 後半

まりん
フリーやりますか。(爆)
二階席だからかもしれないけれど、テレビで見て感じていた媚びのようなクセは全くなく、ただただ純粋に綺麗で魅力的なスケーターでした。
うーむ。テレビというのはわからんもんだな。

中国ペア
(いまだに名前覚えられず)
今回は風船人形プロがバッチリ成功しました。
しぼむタイミングがいつ来るかと、リフト見ながらハラハラ。
母が冒頭から大ウケ。

こりゃーだ
箒持ってほっかむりして、ひょっとしてマレーシアのあの子みたいに掃除ダンスでもやるのかしら。
と思ったら、正統派ロシアンプロ？だった！
背中を丸めて滑る様子が禍々しく、箒に跨って滑ると魔法使いが飛んでる飛んでる。
コリヤダくんのキッチュな魅力炸裂。
箒ぶん回しながらスピンだなんて、こんな隠し芸持ってたのか。

三原さん
女王と被らないように別プロにしたのなら、その気遣いはいらなかったな・・(笑)
でも素直に流れるジャンプは、女王とはまた違って素敵よ。

Pちゃん

ぴ、Pちゃんがエキシビで３Ａ跳びますか！

今までも跳んでたっけ？

ジャンプはともかく・・

誰が出るとも知れないときに国別のチケットを買ったのは、Pちゃんが来てくれると信じてたから。
会場も凄い盛り上がりよう。
そして遠くからでもわかる、Tシャツ衣装のヨレっぷり。
グループナンバーでは気配消してたのに、一人になるとまあよく滑ること滑ること。

ああＰちゃん。この大会で見た演技、どれもほんとうに素晴らしかった。
現役のPちゃんを生で見られてほんとによかった。もう感謝しかない。

かなクリ

リフトのときの、スカートの下のチュールのモフモフが、なんだかお菓子みたいにかわいくてかっこいい。

ハビ
改めて登場。
日本向けのサービスプロながらやっぱりクオリティ高し。コメディー要素控えめでしっかり見せてくれました。

ヴァネッサ・モーガン
うおおおお
両手離して頭上回転って何の曲芸。
足首持ってぶん回すだけでも凄いが、絶叫マシンみたいに斜めに振り回して地面スレスレってのはちょっと見たことない。
ヴァネッサは恐怖心のネジがぶっ飛んでるとしか思えない。
そして、リフトしたまましゃがむアレ

メド
セーラームーンきたあああああ
曲に入る前のアテ演技が完璧に入ってる。
アンコールは、ものすごくうるさくてありえないセーラームーン。
というわけでタイスは見られなかったがこれはこれで超楽しかったからいいや。
しかも滑りが凄い。ジャンプも凄い。

ウィバポジェ
美しい！
私が好きなウィバポジェは１４-１５シーズンの「四季」だったんだけど、今日からこっちに乗り換える。
なんて美しいんだろう！

羽生氏
顔なでの振り付けが、二階席から見ても格闘技の技のようで、いったいテレビでどうなってるのか見るのが怖い帰り道。
GPFとNHKの中間くらいのイケイケ度は、ショートのポシャりようと、フリーの満足度が合算された結果でしょう。
そして、イーグルからの３Ａなら失敗なくツイズルにつなげられるという証明。

了解です。

一番素敵だと思ったのは、やはりハイドロからイーグルにつなぐ流れかな。あそこはいつ見ても凄いと思うが、実際、まったくつなぎ目というものがない。

それから今回、冒頭のほうで腕を引く振り付けが、しょーまがよくやる、二度「くっくっ」と引くようにアレンジされてたのは気のせいか？

まさかこれが、「しょーまの表現を学びたい」と言っていた、その第一歩だとか？（爆）

アンコールは定番のクレイジー・ステップで、これは素晴らしくノリノリ。
羽生氏ってこんなに煽るのうまかったっけ？
と疑心暗鬼に陥るほど自在な煽り。

あまりのノリの良さにあっけにとられ、先日のお通夜ショートの呪いもあってか、なんとなく声援が控えめだった観客に、もっと盛り上がれとさらに煽りなさる。

投げキスからの指差しも完全にハマっており、もう上の空のミニーマウスなんていわせない。

しっかりと観客に目線が合ってましたね。

まるでリッポンが乗り移ったかのよう。

もとい。リッポンじゃなくプリンスだったわね。

会場が絶叫したフィニッシュのあと、出口側の天井に向かって「ありがとう」とつぶやいたところをみると、今日はちゃんとプリンスが降臨したらしい。
先日のショートのわだかまりを、消し去ってはいないけれど、ステップのとこだけ上書きしといたわ。(笑)

地元の駅についたのでまた後ほど

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帰宅後テレビをつけたら、羽生氏の演技がまさに始まろうというところだったので、生出演まで一気に見ました。

いやあ・・・

「白鳥」の腕ぐるりん、なんだったんでしょうなあ・・・

３Ａの着氷は、現地で見た印象よりシェイキー。（笑）

アンコールのプリンスの盛り上がりと煽りの絶妙さは、ちょっと伝わりきれてないようでした。

きっと、音量絞ってるからなんだろうな。

さて、フィナーレのことを書いてませんでしたっけ。

フィナーレではまず、カップルがリフトを見せ（ヴァネッサがまた手放しぐるぐるをやった！）、シングルが技を見せ。

最後にしょーまのクリムキン、羽生のズサー、メドヴェのジャンプ失敗。

観客一同、「珍しいもん見たね。」

次にこの3人が肩を組んでダンスする演出があって、そのあと全員での群舞。

・・そのとき一人で人格崩壊してヘビメタロックのように頭を振っていた羽生氏の映像はテレビでも流れてましたっけな。

そしてかなこの挨拶があり。

最後に恒例のジャンプ大会となりましたが・・

なんと。今回は女子のジャンプ大会！

やる気まんまんのメドヴェはセーラームーン衣装で意気揚々と３-３-３

ぼーやんのデススパイラル（爆）

そして、羽生氏に煽られ、三原さんが３連続ジャンプ・・で転倒。（この転倒の仕方が可愛いんだってば。）

まりんは抜け。

メドヴェは再度挑戦する・・も３本目で転倒。

リンク際で見物していた羽生のところに行って悔しそうにフェンスをバンっとたたくと、「お仕置きよ」ポーズ取られる。

このときメドヴェ、ジャンプしないのかと羽生氏にせがんだかに見えた・・

が、羽生氏動じず。

観客も、いつ応戦するだろうと見ていた・・

が、羽生氏動じず。

さてどうするのかと注目が集まるなか、彼がさっと手をあげて会場を見渡し、何か言いたそうなそぶりを見せると、観客、一気に静まり返り・・（なんだよこの華麗な仕切り。笑）

「１・２・３・ありがとうございました！」

という、テレビでも放送されたアレがあって、終演となりました。

先日、今大会では成績よりも、羽生氏の成長を見たいなとかなんとか書きました。

世界選手権があり、この大会があって、まあいろいろな意味で凄い奴だと再認識はしたけれど、その実、あんまり成長はしとらんな、とも思った羽生氏の１６-１７シーズン。

正直、ジャンプを増やしたとか構成上げたとかは、それ自体が彼のモチベーションで、「成長」という気がしないんですよね・・。えらそうだけど。

でも最後の最後、今日のプリンスのステップは、こりゃ、成長だな、と思いました。

NHKのエキシビやGPFのショートも良かったけれど、今度こそ完全に「入って」いて、そらぞらしさが全くなかったですから。

これができるなら、このまま来期に持ち越して、ノーミス狙うってのもよろしくてよ。

あとは、３Ａの入りを簡単にして、ジャンプからのツイズルをしっかり見せようとしたこととか。

どんなにメドヴェに煽られても張り合わず、この大会の主役であった女子に花を持たせて終わらせたことも成長なのかもな～と。

（ま、次に見るときはまた、メラメラジャンプ男にリセットされてるかもしれないけどね～）

なーんてことを、超上から目線で思った（なんせ二階席ですから。）、シーズンの幕引きでありました。

そして楽しかった。

スケーターの皆さま、楽しい1年をありがとうございました。