最近時々あることなんだけど、一度はアップした女子フリーの最終グループの感想がごっそり消えてしまった!
うーーーー
せっかくネタバレなしで録画見ながら書いたのにな!
(いや、たいしたことは書いてないのだが・・)
以下、思い出しながら再掲。
わかば
黒い衣装が超似合う。
最初からキレッキレで、すごくいい予感がありました。
中盤の歩く演技で視線を投げるとき、険のある目つきじゃなくて、ホントに可愛く笑ったのに、思わず「はっ」とする。
ジャンプノーミスしてステップに向かうときの気迫。そしてなんか吠えた!(わかばの羽生化)
ツイズルは永遠に続くかと思うほど長く、スパイラルは歌の伸びにぴったり。
ガッツポーズして「やったー」と叫ぶ。
総スタオベ。
そりゃそうよ。・・これはめったにないような、ほんとに凄い演技。この日の一番でした。
いいところを一つ一つ挙げて褒めることもできるけど、そういうんじゃなく、全体としてのパワーがケタ違いでした。
いわゆる、心を揺さぶられる演技というやつでした。
そんな興奮の中、なぜか「コーチが誕生日」という誰得情報をぶっこんでくる大輔さんのマイペースっぷりと、今日も華麗にスルーされた「ダンシング・ヒーロー」にジワジワきたキスクラ・・
145点
オズモンド
スピンをしている間に音楽が「黒鳥の踊り」になるところが好き。
空いた手がふわっとひろがって、回転にちょっと「タメ」ができた・・ように見えるのが。
ジャンプのパワーもそうなんだけども、オリンピックで表彰台に乗って、さらにここに出てきてこれほどの力をみせる、そのエネルギーはいったいどこからくるんだろう。
背中の筋肉に見える力強さだけじゃなく、精神的にもものすごく強いものを持ってる選手なんだなということを、ここで改めて思いました。
150点
ソツコワ
今季ずっと褒めてるいいプロなんだけど、パワーあふれる2人の後では「薄さ」が露呈してしまった。
ソツコワらしいっちゃあ、ソツコワらしいのだが・・
・・ということを、フジの中村アナは「優しい演技でした」と言う。
優しいのは、あ・な・た。
宮原さん
結果が分かったうえで書いてるんだけど、転倒したときは、表彰台はもうないと思ってました。
回転不足もいくつかあって、キスクラもどんよりした感じ・・
そのうえで思ったこと。
宮原さんはねえ。ここに戻って滑ってくれたこと自体がもう、美意識なんですよ。
まだ20歳かもしれないけど、すでにひとつの世界があって、それが点数になろうがならなかろうが、美しいのだということに、誰も文句はつけられない・・はず。
そういうスケーターですよ。
そして・・
抜けたわりに良い点が出たなあと思いましたよ。
ショートもそうだけど、宮原さんの良さがここでは理解されたのかもしれないな。
今思えば、音楽がプッチーニだったというのも、会場の雰囲気に一役買ったのかもしれない。
135点
ザギちゃん
滑走前からすんごい盛り上がり。手拍子まで出る。
・・が。
今季初めてかもしれない転倒・・しかも複数回。
やはり15歳だったのだな。(ちょっと安心したところがなきにしもあらず。)
でもね、彼女にその自覚があったかどうかは別として、オリンピック金メダルを背負ってここに出てくるというのは、ほんとうに重く厳しいことだったと思うのよ。
あのような形で女王メドべを下したことは、いろんな場で物議をかもしただろうし、叩かれることもたくさんあったと思う。(4年前の羽生氏みたいにね)
それを乗り越えてここに来た勇気、少なくとも素晴らしいショートを演じた実績は誇るべきだし、なにより、これからのスケート人生で大きな強みになるんじゃないかと思えてならない。
これから乗り越えなきゃならないことがたくさんある彼女にとって、今日の経験は糧になるんじゃないのかなあ。
と、むしろ心強く思っています。
カロ
ザギちゃんの転倒、そしてホームでの最終滑走。
さすがのベテランも、この状況ではさすがに緊張しちゃったな・・
ミスもあったけども、それ以上に、プログラムに集中を欠いたような感じを受けてしまった。
でも、中村アナも言ってたけども、彼女は「偉大」ですよ。
さっきも書いたけど、「長く続けていく」ことほど難しいことってないと思うので。
金メダリストは毎年生まれるけど、彼女は唯一の存在だわ。ほんとうに。
128点
というわけで、終わって見れば2人とも表彰台という素晴らしい結果に。
わかばちゃんは心から嬉しいだろうな。
全日本からの悔しさとここまでの努力が、あのフリーには詰まってました。
宮原さんは悔しいところも多いでしょうが、いやいや、これは宮原さんの実力のなせるわざですよ・・。
昨シーズン、頑張っても評価されないことを嘆いたこともたくさんあっただろうと思うけど、あきらめずに精進して素敵な演技を見せ続けてくれた彼女への、ご褒美ですよ。
今になって思うんですけどね。
ジャッジも含め、ほんとうはみんな、彼女のことを評価したいと、心では思っていたんじゃないかな・・?
今大会の採点は、こういう美しい演技のできる選手に上位にいてほしい・・できればジャンプをしっかり回り切って・・という「美意識」の出た採点だったように、私は少し思ってます。
なんにせよ、長いシーズンおつかれさまです!
----
さて、男子はドキドキするけど、心配はしてません。
こういうトンデモナイ状況には慣れてるからね。
そう。慣れてるのよ!(爆)
こういうとき、いつも考えるのは「自分のために」全力を出してほしいなということ。
枠も必要でしょう、意地もあるでしょう。
理由はなんだっていいし、何をやってもかまわないけど、自分のためだけに頑張ってほしいのよね。
昌磨も、刑事も、友野もね。
まあ、彼らはそんなことわかってるだろうけど、私はただ、自分が応援したいから、応援する。
その気持ちが何かを起こすことがあると、ちょっとだけ信じてる。
そして・・
ミラノまで駆け付けるほどの筋金入りのフィギュアファンなら、なおさらだとおもう。
彼らがそれを信じるにせよ、信じないにせよ、現地の方たちの声援が力になったらいいなと心から思う。
今大会の観客のパワフルさは、見ているこちらが勇気づけられる。
現地のみなさま、どうぞよろしく頼んます!
うーーーー
せっかくネタバレなしで録画見ながら書いたのにな!
(いや、たいしたことは書いてないのだが・・)
以下、思い出しながら再掲。
わかば
黒い衣装が超似合う。
最初からキレッキレで、すごくいい予感がありました。
中盤の歩く演技で視線を投げるとき、険のある目つきじゃなくて、ホントに可愛く笑ったのに、思わず「はっ」とする。
ジャンプノーミスしてステップに向かうときの気迫。そしてなんか吠えた!(わかばの羽生化)
ツイズルは永遠に続くかと思うほど長く、スパイラルは歌の伸びにぴったり。
ガッツポーズして「やったー」と叫ぶ。
総スタオベ。
そりゃそうよ。・・これはめったにないような、ほんとに凄い演技。この日の一番でした。
いいところを一つ一つ挙げて褒めることもできるけど、そういうんじゃなく、全体としてのパワーがケタ違いでした。
いわゆる、心を揺さぶられる演技というやつでした。
そんな興奮の中、なぜか「コーチが誕生日」という誰得情報をぶっこんでくる大輔さんのマイペースっぷりと、今日も華麗にスルーされた「ダンシング・ヒーロー」にジワジワきたキスクラ・・
145点
オズモンド
スピンをしている間に音楽が「黒鳥の踊り」になるところが好き。
空いた手がふわっとひろがって、回転にちょっと「タメ」ができた・・ように見えるのが。
ジャンプのパワーもそうなんだけども、オリンピックで表彰台に乗って、さらにここに出てきてこれほどの力をみせる、そのエネルギーはいったいどこからくるんだろう。
背中の筋肉に見える力強さだけじゃなく、精神的にもものすごく強いものを持ってる選手なんだなということを、ここで改めて思いました。
150点
ソツコワ
今季ずっと褒めてるいいプロなんだけど、パワーあふれる2人の後では「薄さ」が露呈してしまった。
ソツコワらしいっちゃあ、ソツコワらしいのだが・・
・・ということを、フジの中村アナは「優しい演技でした」と言う。
優しいのは、あ・な・た。
宮原さん
結果が分かったうえで書いてるんだけど、転倒したときは、表彰台はもうないと思ってました。
回転不足もいくつかあって、キスクラもどんよりした感じ・・
そのうえで思ったこと。
宮原さんはねえ。ここに戻って滑ってくれたこと自体がもう、美意識なんですよ。
まだ20歳かもしれないけど、すでにひとつの世界があって、それが点数になろうがならなかろうが、美しいのだということに、誰も文句はつけられない・・はず。
そういうスケーターですよ。
そして・・
抜けたわりに良い点が出たなあと思いましたよ。
ショートもそうだけど、宮原さんの良さがここでは理解されたのかもしれないな。
今思えば、音楽がプッチーニだったというのも、会場の雰囲気に一役買ったのかもしれない。
135点
ザギちゃん
滑走前からすんごい盛り上がり。手拍子まで出る。
・・が。
今季初めてかもしれない転倒・・しかも複数回。
やはり15歳だったのだな。(ちょっと安心したところがなきにしもあらず。)
でもね、彼女にその自覚があったかどうかは別として、オリンピック金メダルを背負ってここに出てくるというのは、ほんとうに重く厳しいことだったと思うのよ。
あのような形で女王メドべを下したことは、いろんな場で物議をかもしただろうし、叩かれることもたくさんあったと思う。(4年前の羽生氏みたいにね)
それを乗り越えてここに来た勇気、少なくとも素晴らしいショートを演じた実績は誇るべきだし、なにより、これからのスケート人生で大きな強みになるんじゃないかと思えてならない。
これから乗り越えなきゃならないことがたくさんある彼女にとって、今日の経験は糧になるんじゃないのかなあ。
と、むしろ心強く思っています。
カロ
ザギちゃんの転倒、そしてホームでの最終滑走。
さすがのベテランも、この状況ではさすがに緊張しちゃったな・・
ミスもあったけども、それ以上に、プログラムに集中を欠いたような感じを受けてしまった。
でも、中村アナも言ってたけども、彼女は「偉大」ですよ。
さっきも書いたけど、「長く続けていく」ことほど難しいことってないと思うので。
金メダリストは毎年生まれるけど、彼女は唯一の存在だわ。ほんとうに。
128点
というわけで、終わって見れば2人とも表彰台という素晴らしい結果に。
わかばちゃんは心から嬉しいだろうな。
全日本からの悔しさとここまでの努力が、あのフリーには詰まってました。
宮原さんは悔しいところも多いでしょうが、いやいや、これは宮原さんの実力のなせるわざですよ・・。
昨シーズン、頑張っても評価されないことを嘆いたこともたくさんあっただろうと思うけど、あきらめずに精進して素敵な演技を見せ続けてくれた彼女への、ご褒美ですよ。
今になって思うんですけどね。
ジャッジも含め、ほんとうはみんな、彼女のことを評価したいと、心では思っていたんじゃないかな・・?
今大会の採点は、こういう美しい演技のできる選手に上位にいてほしい・・できればジャンプをしっかり回り切って・・という「美意識」の出た採点だったように、私は少し思ってます。
なんにせよ、長いシーズンおつかれさまです!
----
さて、男子はドキドキするけど、心配はしてません。
こういうトンデモナイ状況には慣れてるからね。
そう。慣れてるのよ!(爆)
こういうとき、いつも考えるのは「自分のために」全力を出してほしいなということ。
枠も必要でしょう、意地もあるでしょう。
理由はなんだっていいし、何をやってもかまわないけど、自分のためだけに頑張ってほしいのよね。
昌磨も、刑事も、友野もね。
まあ、彼らはそんなことわかってるだろうけど、私はただ、自分が応援したいから、応援する。
その気持ちが何かを起こすことがあると、ちょっとだけ信じてる。
そして・・
ミラノまで駆け付けるほどの筋金入りのフィギュアファンなら、なおさらだとおもう。
彼らがそれを信じるにせよ、信じないにせよ、現地の方たちの声援が力になったらいいなと心から思う。
今大会の観客のパワフルさは、見ているこちらが勇気づけられる。
現地のみなさま、どうぞよろしく頼んます!