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Channel: 映画・海外ドラマ 覚え書き
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Heroes & Future 2018 in NAGANO 現地参戦その3 後半

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深夜のハイキングがゲリラ豪雨に阻まれ、予想外に過酷な行軍になったために中断。
雨に濡れると低体温がマジであなどれない、雨具大事、ということがわかった。
というわけで、昨日はぶるぶるしながらお風呂に入り、さっさと寝ました。
そして、アイスショーのことはいろいろ忘れてしまった・・ので記憶をたぐりよせている。

後半の最初は、たしか友野だったと思う。うん。友野だ。
しょっぱなからこんな凄いのきちゃうん?って思ったから友野だ。
でも以下の順番はどうだろう・・たぶん適当。
めくるめくようないいプロづくしで、もはや順番とか覚えてない。

順番といえば、くだんのフレンドリーなしょーまファンに、「ラストはプルさんなのかな、ゆづるくんかな、どっちだろう・・」
と話しかけられた。
「どうでしょうね・・」
と悩むフリをしたものの、日本開催のオリンピックを記念したショーで、オリンピック二連覇中の日本人チャンピオンがトリじゃない可能性を考えつくしょーまファンの発想おもしれえ、と、こっそり思った!(笑)
しょーまもそうだが、ファンも「意味付け」にあまり関心がないのかもしれないなあ。(少ない情報で決めつける気はないが。)

そうそう、開演直前に八木沼さんを1メートル半の至近距離で見た。
だから、テレビ放送されるのは昨日の公演で、解説は八木沼さんなんだろう。
体は隠れていて顔だけが見えたけど、顔のサイズがちっちゃすぎて、最初は大人だと認識できなかった。
こんな至近距離でほんとに失礼だと思ったけど、真正面から二度見三度見するほどびっくりした。
だって、10歳の娘レベルで小っちゃいとかありえんでしょう。
そして目は大きかった!

---
友野
ロボットダンス。
先日テレビで見たプロだけど、実際に見たらもっと完成度が高くてキレもよくてカッコよかった。
正面でなく、裏面から始まるプロだったのが印象的。

さとこ
さゆり
このプロ生で見られてよかったな・・・
先が綺麗に揃った筆みたいな、演技だと思った。
ひとつひとつの動きについて、投げっぱなしということがなく、全部回収していく。

わかば
マイケル・ジャクソン
これ最高。
日本女子唯一の北米系スケーター(男子は友野)と私が勝手に認定しているわかばだけあって、モリモリ北米っぽくて、いちいち「くう~」っとうなりたくなるポイントが、ここかしこにちりばめられてる。
特に、帽子をかぶってストレートに長辺をバッククロスでつっきって、最後に帽子を放り投げるのが「いなせ」で惚れる。
すごい好き。もはや競技で見たい。
っていうか、わかば、もう男子でよくない?(違)

シブシブ
Fix You
これが見られてうれしいよ・・・このプロ見るとなんか涙でちゃうんだよ・・
ツイズルで拍手する気満々だったけど、さすがに3連はやらんかった(笑)
でもリフトすげえ・・・・と思った。

かなくり
このプロ、特別思い入れをもって見たことはなかったけども、実際に見たらすごくよかった。
滝野さんがいつもいっている、かなちゃんの「しなやかさ」が際立ってる。
そして世界選手権11位と四大陸銅メダルについてのアナウンスで拍手が起きてよかった。

ネイサン
ネメシス
よかったっす。いやあ、よかったっす。
髪も伸びてきてクルクルになってたし。
衣装も元に戻ってて、ほんとに、ほんとによかったっす。(爆)
たぶんこの日一番の「キャー」は彼に捧げた・・と思う。
・・あ、プル様だったかな?

しょーま
新プロ、タトゥー衣装のやつ。
初めて見たけどいいねえ。
ものすごくノれるプロじゃないですか。
隣のしょーまファンに視界を譲ったので見えないところもあったけど、(逆の隣りがノメラーだったの!)それでも演技の流れが途切れることが全くなかった。
まあ、その「途切れなさ」こそがしょーまの持ち味で、ジュニアのときからそこをほめたたえてきたんだけど、今期はそれがうまく出せなかった試合が多かったから、ショーとはいえ、こういうふうに本領を発揮したプロを見て、楽しむと同時になんだかほっとした。
隣のしょーまファンと話していてこっそり思った。
しょーまという人間や彼のプロへの愛はもちろんかなわないけど、彼の滑りと上体を使ったフレージング能力を高く評価しているという意味では、私、彼女に勝てるかもしれない。
(なんの勝負じゃ。)
3Aを対角線で二本入れてたけど、簡単すぎて2Aかと思った(爆)
もう一本何か跳んでたかな。忘れた・・・

メド
プロが変わった。
冒頭、テニスボールくらいの玉を置いて、お手玉遊びみたいなことをする。
これも自分で振り付けてるのかな・・?
Faoiのよりも静かで、静かだけど力強い演技で、私はこちらのほうが好きだな。
この公演を最後にカナダに行くんだよな・・いったいこれからどうなるのかな・・・。
いつものことだけど、彼女は生で見ないとそのほんとうのすごさは伝わらないなあと思う。
これも何度も書いたけども、彼女の滑りはほとんど音がしない。

プル様
タンゴアモーレ
とうとうプル様に指指しを食らっちゃったよ!
あの青い目力で睨まれちゃったよ!
昨日も書いたけど、彼はあえて角のほうまでやってきて目線を投げてくれる。
こちらの席があまりスケーターに気にかけてもらえなくて、ちょっと寂しいのをわかってやってる。
そのことが伝わる。
私のいた角に近い、最前列の方が例の熱烈ハグを食らった。
角席のみんなが一緒になって悲鳴をあげて盛り上がった。
プル様の威力すげえ・・・。

ゆづる様
ホープアンドレガシー
予想はしていたけど、でもホントにやるとは。
このプロをショーバージョンで出したのは初めてじゃなかろうか?

まず、照明の緑とスポットライトの使い方の巧みさ、気合の入り方が尋常じゃなかった。
それが衣装のグラデーションを引き立てていて、その美しさを説明するのは多分無理だと思う。
演技も音楽もジャンプも照明も、全てがこの「異次元空間ショー」を演出するためのひとつの要素という感じで、ジャンプそのものはあまり良くなかったけども、どれひとつ、この世界の調和を乱すものがなかった。
彼がこういうものを見せるときがくるなんてね・・。
最後に隣のしょーまファンがしきりに「綺麗だねえ、さすがだねえ、なんか神々しかったよねえ」と話しかけてくれたんだけど、こっちは感無量で何も言えんかったわ。(笑)
見終わって、フィナーレで子供たちが登場してきたあたりになって、ちと泣けた。
(今も思い出すと泣ける。)

ショーバージョンは、ステップからだった。
私、このプロのステップから4S-3Tまでの流れが本当に好きでしてね・・
特にステップの後に一旦休止したあと、世界選手権では、蛍か何かを手から放すようなイメージで4S-3Tに向かっていったのがこの上なく美しいと思ってた。
その、手放す瞬間が、ちょうど目の前でしたのよ奥さん!
こっちの方向にむかって手放してくれましたのよ!!
ああ、もう、この世に思い残すことはないわ。(大嘘)
あの部分の振り付けは、大会ごとに毎回変わってたけど、たぶん評判がよかったから再現してくれたんでしょうねえ。

それから、ステップのあとの3Fね。
跳べるのかな・・どうするのかな・・と思ってかたずをのんでいたら・・・・3Loだった!
着氷乱れたけど、入り方が若干強引だったけど(笑)、ああ、ループ跳べるようになったんだ!と思いましたわ。

それから、4T入れようとしたのかな?転倒しちゃったけど、そのあと、終盤に3Aからの三連。
オイオイショーナンバーで三連入れるかい?しかも終盤かい?と思ったけど、そういや須本くんも入れてたよな。
これもやっぱり今季ルールに向けての挑戦ってやつですかね!
(対抗心を燃やしたのはどっちだろう?)
で、最後は3A!
羽生ファンは皆、四大陸の激闘を思い出したでありましょう。

そして、繰り返すけども、私が感動したのはそこではなく。
この間、たとえ4Tを失敗しようが、3Aコンボを跳ぼうが、最後を3Aで締めようが、苔むした沼地のような静けさと暖かさが途切れなかった、失せなかったということ。

あの当時は、ステップはいつも素晴らしかったけど、後半はジャンプが決まらず、いまひとつ締まらない出来の演技が多かった。
けども、今はその課題を克服して・・もちろん短縮バージョンだし、照明のおかげもあるかもしれないけども、ジャンプの出来不出来に左右されない世界を作り出したことに、私はかなり感動したのでした。
そしてほんとうに、隣の人が言ったとおり、美しかった。神々しかった。
世界選手権の演技でもそう思ったけど、あのときはもっと透き通るようで、なんだか実体のない、無味無臭無色無欲のアメーバ的な生体?のようなものに神々しさが降りてきたイメージだった。
今回はもっと実体があって、人間の心もあって、その上での美しさ神々しさだと思った。


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