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Channel: 映画・海外ドラマ 覚え書き
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全日本2006-2008

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2006年からは会場に広告が入り、オープニングの映像も年々豪華になっていく・・
実況も熱い。(少々暑苦しい)

しかし変わらないのは小塚さん。
息子曰く
「去年の映像だって言われても信じる」
滑りも含めて、もうこの時点で完成しちゃってる感じがするなあ。
衣装の謎加減も安定の領域。


「エドヴィン・マルトン」のアート・オン・アイスは思いのほか人気曲だったらしい。
2006年 小塚さんショート
2007年 無良さんショート
2008年 佐藤さんショート
佐藤さんと同門で当時中2の羽生氏は、さぞこの曲で遊んだことだろう。
次は自分が使ってやる、と思ってただろうな。


ショートの4回転
タケシが引退し、中庭さんもショートの4回転を回避せざるを得ない中、その気概を引き継いだのが大輔さんだった、という流れを把握した。
しかし2008年、大輔さん欠場、復活したノブナリも27歳の中庭さんもショートに4回転は入れていない。
もちろん14歳の羽生氏も。
暗黒時代がひたひたと到来する感覚を追体験している。


中庭さんが予想外にファイターで泣く。
4回転にこだわって、もしかしたらその気概を後輩に伝えるために現役続けてた?
インタの穏やかながら明晰な語り口も魅力的だし、年々演技が素晴らしくなる。
「ブレイブハート」いいな。まさに彼そのものじゃないか。メル・ギブソンよりいいぞ。(意味不)
ケンジの部屋で見せるホニャホニャしたメガネのおっさんのイメージからは程遠い。


相変わらずノブナリ上手え。
2007年の欠場を経た2008年のショートがすんばらしい。
フリーもいいが、このショートは惚れるだろう。
衣装も凝ってるし、正統派なんだよなあ。
なんで彼ほどの人が世界選手権で表彰台に立てなかったんだろう・・
(いやだからザヤなのはわかってる)


2008年に厨二・・じゃなくて中2で出場している羽生氏。
14歳の無良さんはただただ無心に可愛かったが、彼は可愛いというより、「なんだこの不思議な生き物は」みたいな感じで人を戸惑わせるものがある。・・あのなんともいえない綺麗さも含めて。

ただ、そういうこちらの戸惑いをよそに、いや、彼自身も大人の戸惑いを敏感に感じているゆえなのか、キスクラやインタでは想像以上の屈託のなさ子供らしさを見せてきて、ちょっとほっとする(笑)
そしてフリー後半の演技がほんとに美しい。
ジャンプはまだ今みたいな「芯」がなくて、以前のジェイソンを見てるようなもどかしさがあるんだけど、スピンがとにかく正確でポジションも独創的かつ音楽に合わせた変形が美しい。
多分この時点で日本男子で一番上手い。
ジョニーリスペクトもやってるやってるw


町田
大輔LOVEがステップに溢れてるぜ。

南里
「月光」の一楽章と三楽章は同じ調のはずなんだが・・
(多分前半を早回ししたらピッチが上がっちゃったんだろう)
この曲を良編曲で滑るのが難しいということはよくわかった。(坂本っちゃんはえらい)

大輔さん
昨日も書いたが、2006年から2007年への貫禄の違いが凄い。
そして、あの多大な才能とグダグダなキャラを、みんなで暖かく、、というか、半ば悲痛な思いで見守ってきたのだろうという歴史と、それに答えてくれたことへの興奮を感じた。
そして2008年、彼はケガで欠場か・・
きっとみんな祈るような思いでいただろうな。

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しかしみんな髪型がワイルドっぽくボサボサなの、流行なのかもしれないけどダサ・・(おっと言っちまった)
しかし今でも同じ髪型維持してる小林宏一さんは素敵よ。(笑)

髪型維持といえば羽生氏も筋金入りだ。
周囲の流行だのイメチェンだのとは一切無縁のまま、中学生から10年間同じ髪型、というのは、そんじょそこいらのしがないオタク男子にはありがちな現象だが、たとえオタクでもカナダに移籍し、オリンピック金メダル2回撮ったにもかかわらず、板前にもワイルドにも意識高い系にもならなかったのは、よほど興味がないのか信念なのか、不思議な現象としか言いようがない。

14歳(になったばかり)のフリーの後の顔、なんか既視感有ると思ったら、先日のロシア大会の表彰台の顔(もうすぐ24歳)とまんま同じだよ。(10年とは)

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