超地元なネタですみません。
いま、佐波郡玉村町、っていうところで仕事してます。
このあたりじゃ有名なロールケーキやさんが二軒、同じ通りに並んでいるので、二連続で買ってみました。
写真も撮らずにこんなの書くなんて反則でしょうが・・
一軒は福嶋屋
店舗は小奇麗、駅にも出店してるし、「ぐんまちゃん生ロール」なんてキャッチーなものもあって、手広くやってる店なので、知名度は抜群(inぐんま)ですな。
生地は、いわゆるもちふわ。気泡が細かくてしっとりした、ムースのような、イマドキな食感。
クリームは洋酒やバニラで香りづけがされて、甘みと香りが強めな、コンビニスイーツ的おいしさ。
全国で人気があるとかで、通販もやってるらしいし。
もう一軒は、みよし乃
名前も店構えも、広いがやや雑な駐車場も、どこをとっても昭和な感じ。
ショーケースの生ロールは、気泡が荒くてパサパサしてそうだな・・・というのが第一印象。
が、食べてみると、見た目とは大違い。
薬剤を使った食感じゃなくて、泡立てた卵の弾力に、砂糖と粉と卵と、本物の生クリームの味。
たまに、素材だけが売りの、「健康食品」みたいなケーキに当たることがあるけれど、そういうのではなくて、しっかりおいしい。
なお、値段はどちらもほぼ同じ。
店員さんも、どちらも気さくで感じのいい人。
店のHPを見てみると、お互い元祖を譲らないようだけど(笑)
全く違う味・コンセプトだから、どっちが先かはまあ、どうでもいい話かも。
それよりも、このトラック行き交う工場地帯で、なぜか「ケーキ」だっていうギャップ感と、両店が補いあうようにして「名物」をつくりあげているのが面白いと思う。
どちらか一方では、こうはならなかっただろうな。
・・・ということを感じた食べ比べでした。