新学期は忙しいっす。
というわけで今更になっちゃったけど、エキシビションテレビ放送感想。
・・ってかほとんど羽生氏のことだけど(汗)
ボーヤンの滑走順が編集されて前座になってる件。
ボーヤンの演技、すんごい楽しかったのに。
個人的にはアーロンよりも、ワグナーよりも、そして大きな声じゃ言えないけど大トリのハビちゃんより盛りあがったのに。
・・・・まあ、放送されただけ良いか。
悲報。リッポンはとうとう放送されなかった件。
美麗な衣装にセクシーな演技、しかも新曲。(たぶん。)
会場大コーフンで、最大級に盛り上がって、成績も6位だったリッポンをさしおいて、3枚1000円VネックTシャツで8位のアーロンの演技が放送された理由がどうしてもわからないよ・・
エロエロなチョック&ベイツが7時台に放送された理由もね。(笑)
グレイシーの衣装がまぶしい件。
こんなにキラっキラだったなんて、ライストでは気づかなかった。
相変わらずお美しい。
使用曲はドラマ「グリー」より。
どのシーンの歌か全く思い出せないけど、超懐かしいぞ。
歌は、トニー賞の司会をしてたミュージカル女優さんだな。たぶん。
使用曲はドラマ「グリー」より。
どのシーンの歌か全く思い出せないけど、超懐かしいぞ。
歌は、トニー賞の司会をしてたミュージカル女優さんだな。たぶん。
羽生氏の演技が素晴らしすぎる件を語り尽くす件。
衣装キラキラ度ランキングというのがあったら、優勝争いはグレイシーと彼の一騎打ちになるはず。
キラキラの面積だけを見ればグレイシーに軍配が上がりそうだが、彼の場合はストーンの幅や高さ、ヒラヒラスケスケからのキラキラという最高難度のトランジションによって、加点が付きそうな気がする。
・・あ、また衣装にツッコんでしまったよ。いかんいかん。
衣装はともかく・・・この演技はほんとにほんとに、死ぬほど素晴らしかった。
こう言っちゃ失礼だが・・・いったいどうした羽生くん。
こう言っちゃ失礼だが・・・いったいどうした羽生くん。
最後の最後になって、このつまんない曲をモノにしちゃうだなんて。
私はめんどくさいことばっかり言ってるが、彼のファンだと自分では思ってる。
なにより彼の演技が大好きなのだ。
音楽を表現することにかけて、彼はほんとに天才だと思うし。
物理的な音ハメもそうだけど、これっぽっちの迷いもなく音楽にシンクロする、iいや、彼自身が音楽だとでもいうような神がかったような美しさは誰にもマネできないと思う。
でも・・あんなつまらない音楽にシンクロしちゃったら・・・そりゃあつまらないにきまってるさ・・・
(ああ。とうとう言っちゃった。)
でも、どんなに面白くもない音楽でも、面白く魅せられる選手がいる。
そう、以前から何度も力説しているとおり、宇野しょーまとデニス・テンの2人。
彼らは音楽に入り込むのじゃなく、音楽にからむような演技をする。
音楽が何であろうと、自分の歌を歌い切って途切れないから、最後まで目が離せないんだよね。
足元は音楽に合わせても、上半身は全く別のタイミングで動かせる、というところもすごい。
とくに今季の宇野しょーまの「レジェント」って曲は、最大級のつまらなさ(褒めてる)だったけど、あれで人を魅了してしまうなんて、しかもまだ10代だなんて、ほんとにすごいと思う。
もっとも、われらが羽生氏なら、今の才能プラス、しょーまみたいな、「歌う」スキルも伸ばして、気絶するほど美しい演技をしてくれると信じていたよ。
でも、もう1年か2年かかるだろうなとも思ってた。
でもってその、まだ大人になりきらないような、微妙な青臭さというか揺れ加減というか・・が彼の魅力でもあって。
ぶっちゃけていえば、「レクイエム」は好きじゃないけど
憎たらしいほどの世界記録を出してなお、まだまだ青臭くて可愛いとこのある羽生氏を愛でたい、という私のSな需要
は満たしてくれていたのだ。(笑)
なのに。なのに。
まるで覚醒したみたいに素晴らしい演技なんかしちゃって・・・
寂しいじゃないのさ。
でも素直に、この演技を見られてほんとにうれしかった。
彼はいつものとおり、足で「音ハメ」をしてたけど、上半身はじっとブレずに、途切れずに、自分の歌を歌いきってたよね。
苦しみを発散させるみたいな青臭い演技じゃなく、困難にじっと耐えて、ひたすら乗り越えるような、ずっと大人びた演技だった。
冒頭の倒れこむ演技はイタイタしくなく、控えめで。
キラキラと腕の位置が変わるスピンは、以前ほどギラついた感じじゃなく。
すこしもひけらかしたようにみえない高難度3AはGOE3の完璧さで。
低い姿勢から限りなくなめらかに起き上がるハイドロは、いったいどうやってるのか想像もつかない。
そして、抑えに抑え、じりじりと上がってきたパッションがどっと噴き出す、コーダ前のフェルマータ。
なんて、なんて洗練されたんだろう!!!!
これだけ演技が良いと、苦手な音楽も良く聞こえるから不思議だ。
今やっと、彼自身が、彼の高すぎる技術に追いついてきたような、足並みが揃ったような充実感がある。
ほんとによかった。よかった。
ほんとによかった。よかった。