パラマウント章バッジ
↑映画冒頭のこのネタが分かったあなたはきっと、ボーイスカウト関係者。
音楽を聴きながら熱唱&踊りまくる「マヌケ」Tシャツの清掃員。
自動販売機と格闘する研究員。
オープニングから、いろんな意味でひどすぎて笑いが止まんないです。
そして・・
最高にクールなのは?
スカウティング!!
っていうボーイスカウトの勧誘ビデオの素人すぎるクオリティー・・
「誓い」と、輪になって手を合わせる挨拶・・
はい。ボーイスカウトって、ほんとにこんな感じです。(爆)
「ゾンビーワールドへようこそ」というわけもない邦題になってるけど、主人公はボーイスカウト。
原題も「Scouts Guide To The Zombie Apocalypse 」です。
「ゾンビサバイバルのためのスカウトハンドブック」みたいな感じでしょうかね。
アメリカでいかにボーイスカウトがネタとして浸透しているかという実例。
しかも、ボーイスカウトの扱い方、けっこうガチです。
ごくごくおおざっぱにいえば、「ボーイスカウトはダサいけど、ダサくて何が悪い!」
っていう、よくあるオタク青春ものにゾンビがからんでる的な映画です。
ヤリたい盛りの高校生たちが主人公なので、かなり下品なセリフや映像あり。
そしてもちろん、ゾンビ映画なので、グロ映像もたくさん。
だから小学生にはおススメしません。親子鑑賞も要注意。
・・うちは一緒に見ちゃったけど。
おバカ映画が好きな人なら誰が見てもふつうに面白いでしょうが、ボーイスカウト経験者ならさらに面白いはず。
息子はトイレ掘ってるシーンで「トイレスコップだ~」と言って大ウケしてました。
似てるけど日本とはちょっと違う、アメリカのスカウトの生態がちょっとわかるのも楽しい。
オタクスカウトのオーギーが取得したという「コンドルスカウト」
実際には「イーグルスカウト」という、アメリカのスカウトの最上位の等級が実在していて、映画でも言ってたけど、大学の推薦とか就職とかで結構役に立つらしい。
日本にも「富士章」ってのがあるんですけどね・・・全く役には立たないっぽい・・・。(笑)
ちなみに・・
先日イーグルスカウトの留学生(高校1年生)と話す機会がありましたが、立派な子で、けっしてオタクじゃありません(笑)
昨年うちに泊まったイギリスの子達もそうだったけど、あちらのボーイスカウトは、文武両道というか、スポーツも音楽も勉強も、まんべんなくたしなんでる子が多い印象だなあ。
なんだかボーイスカウト語りで終わってしまいそうなのでこの辺りで。
そうそう、この映画を見る前に、ぜひ、ボーイスカウトの必修科目、「アンノウン・スカウト(アメリカにスカウト活動が広まったきっかけ)」について調べてみましょう。
そうすれば、ラストのセリフで笑える・・かも?