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Channel: 映画・海外ドラマ 覚え書き
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ネイサンとかひろあきとか真凛とか

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もうすぐオータムだってのに、今更ロンバルディアとUSの演技をちびちび見てます。
とりあえずネイサンと、ひろあきと、真凛を見ました。
いつもどおり、少々お口が悪いですが、どの選手にも愛はあります。

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ネイサンのフリー
クワド3つ(抜けあり)というナメてかかった構成(←ネイサン比)
とりあえず新プロを流してみましょう的な軽いノリ。
構成落としてるから、中盤以降に見どころがない感があふれてるけど、これでクワドが入ればあ~ら不思議、ってことになるんだから恐ろしいんだよネイサンは。

日本勢も初戦くらい、こんなふうに余裕ぶっこいてみればいいのに。(笑) 

編曲は、攻めてるっちゃあ、攻めてる謎編曲。
中盤の「春の祭典」は、ネイサンに良く似合ってて、すごくいいと思う。
でも、音楽そのものじゃなく、「物語」のパーツのひとつとして「春の祭典」を使い潰されちゃってる感じが、個人的にはあんまり好みじゃない・・。まあ・・ローリーだから想定内だけど。

ネイサンなら・・ローリーの創作した物語がどうであれ、編曲がどうであれ、クワドの力でこのプロをねじ伏せてくれると思うので、今後を楽しみにしています。


ひろあきのフリー
セビリアの理髪師・・・この編曲すごいわ。
仮にもハビを世界王者にしたこの曲を。
これをやるってだけでも勇気のいることでしょうに、この編曲でやっちゃうとは!
「フィガロフィガロフィーガロ」
のところが壊れたレコードみたいに繰り返すの爆笑・・・もう、そこだけ何度も見ちゃったわ!

あれ?そういえば昌磨の「ヴィヴァルディ」にも、レコードの針飛んでる箇所がありましたっけね。
あれも、実はユーモアだったのかしら。(←んなわけねえっ!)


真凛
えっと、このプロ、アイスショーでも見ましたっけ。
なんというか・・いつもの真凛。

たしか、高校一年生ですよね・・うちの息子と同じなんですよね・・
でも彼女は、そんなに若いのに、若さに甘えない・・というか、未熟じゃいけない、という気持ち、もっともっと良いものを見てもらいたい、というプロフェッショナルな気持ちがとても強いんだろうなと思う。

そのプロ根性、素晴らしいと思う。思うんだけど・・
たとえばザギちゃんね。
勝つことと、技を披露することしか考えてない、サービス精神なんて微塵もないように見えるのに、なんであんなに人を引き付けるパワーがあるのか。

ピアノに例えると・・
ザギちゃんは、ノン・ペダルなんじゃないかと思う。
ノン・ペダルでチャイコフスキー・・?とかいうセンスの悪さや未熟さを晒しながらも、彼女は、ペダルなんかなくてもピアノは良い音がするんだという自信?確信?をみなぎらせてるんですよね。
だから皆、「彼女がバッハを弾いたら凄いんじゃないか」「ペダルの使い方を覚えたら無敵なんじゃないか」と思って目が離せないのよね。

真凛の演技は、ちょっとペダルが多い感じ・・。
小さい頃から才能を認められて、手が小さくてオクターブが届かないような頃から、ショパンのエチュードを「ペダル」でつなげてバリバリ弾いていたというような。

若いうちから、そこまでプロフェッショナルじゃなくても、もっと未熟さも見せながらいろんなことをやってもいいんじゃないかと言いたいだけなんだけど、今年の日本女子は激戦だからなあ。
しょうがないんだろうな。

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