「音楽であれ映画であれ小説であれ、その感情を理解できるように表現してくれてありがとうと感謝している。」
カズオ イシグロ氏による白熱授業再放送初見。
中でも隠喩について。
事実ではなくて真実。実際の出来事や状況を語りたいのではなくて、その状況で人間が感じることの真実を伝えたい、そのために、フィクションという形で作品を書くのだという話。
私はほとんど本を読まない横着者だけど、たった一冊読んだ「日の名残」とその映画、特に、昨年のドラマ「わたしを離さないで」で、そのことを強く感じていました。
(去年、ドラマの感想にも書きましたが。)
表面的な舞台設定を通り越して、普遍的な人間の真実を伝える、それが彼の小説の矜持だということが聞けて興味深かったです。
そして彼自身がもともと目指していた音楽を楽しむときにも、やはりそこに関心を払っているということも。
カズオ イシグロ氏による白熱授業再放送初見。
中でも隠喩について。
事実ではなくて真実。実際の出来事や状況を語りたいのではなくて、その状況で人間が感じることの真実を伝えたい、そのために、フィクションという形で作品を書くのだという話。
私はほとんど本を読まない横着者だけど、たった一冊読んだ「日の名残」とその映画、特に、昨年のドラマ「わたしを離さないで」で、そのことを強く感じていました。
(去年、ドラマの感想にも書きましたが。)
表面的な舞台設定を通り越して、普遍的な人間の真実を伝える、それが彼の小説の矜持だということが聞けて興味深かったです。
そして彼自身がもともと目指していた音楽を楽しむときにも、やはりそこに関心を払っているということも。