PTA仕事がひと段落して、「やっとフィギュアネタが追える。」
と思ったときに最初に飛び込んできたのは
ダイスが現役引退
まっちーがプロ引退
でした。
ああ・・(言葉がない。)
個人的にぐっと来たのは、ジョニー・ウィアーが公開した写真。
なんと、究極のおばちゃんアイテム・・着物の上に羽織る黒レースのコートを着ていた。
しかもすんごいオサレみたいな感じだった・・(結局ファッションなんてわからない。)
そしてFAOI神戸。
オープニングの衣装がいわゆるサイケ(結局ファッションなんてわからない。)
羽生氏のコラボプロは「春よこい」とのこと。
なるほど・・
100%納得しかない選曲。
朝ドラ「春よ来い」
忘れもしない94年、橋田寿賀子の自伝、1年通しの大作で、鳴り物入りで始まった・・けどぜんぜんヒットしなかった。(前代未聞の降板劇とかいろいろあったし。)
でも、ドラマはともかく、ユーミンの主題歌はすごくヒットして、バイト先の有線でも掛かりまくってた。
あのときは震災もあったしな・・
あ、神戸、そういうことか!
歌詞の文体がむちゃくちゃだけど、でもいい歌だ。(←一言多い。)
あの頃は、ああいう、ネオジャポニズム的なものが流行っていたんだよな・・
昭和というものの束縛とか、日本をありのままに受け入れられなかった長年の習慣から一気に解放されたあのころ。
羽生氏の演技の魅力のひとつには、90年代っぽい「強さ」「美しさ」「正直さ」を感じさせる一方で、あの時代に依然として漂っていたトラウマ的な背景を一切感じさせない、というのがあると思う。
そこに私たちは夢を見るのかも。・・たぶん。
彼もけっして、ただ美しいだけの演技を求めているわけではないだろうけれど、彼の持つ一種の暗さネガティブさは、時代や社会に強制されたものではなくて、もっと彼自身の自発的な感情に根差したものに見える。
彼の演技の潔さとか、希望、とでもいうようなものは、そういうところに理由があるんじゃないかと思う。
だからこのプロもきっと美しいんだろうな。
深夜の放送が楽しみだな。
超余談
94年といえば、最後に能舞台に立って舞った年で。
・・今日、その時以来初めて、当時の恩師である能楽師の先生とお酒をいただいた。
いつの間にか人間国宝なんかになっちゃって(超失礼)、でもざっくばらんで、合宿で学生と一緒に飲み明かし、カラオケを歌ったりした40歳の当時とお顔も声もたたずまいも全く変わらず、私の舞台のことを、1週間前のことのようにお話してくださって、ちょっとびっくりした。
うっかり、21歳に戻った。(ずうずうしい。)