4年間待ち焦がれたドイツの3B!
しかもふたたびのベートーヴェン!
昌磨がフリーで「月光」を使う!
ああ・・・JOがマジで楽しみになってきた・・・・
美穂子先生ってば、さんざん焦らしておいて、期が熟すのを待っていたんだなあ。
ラテン一点張りでやってきたのは、オリンピックで勝つための戦略だったんだなあ。
ま、それは重々わかってたことだし?
毎年毎年「これは修行プロよ。勝ちプロなのよ。」と何度も何度も自分に向かって言い聞かせ(書いて)きたし?
毎年毎年「これは修行プロよ。勝ちプロなのよ。」と何度も何度も自分に向かって言い聞かせ(書いて)きたし?
でも内心、このままラテン男になっちまうんじゃないかと本気で心配してたんだよ!
僭越ながら、シニア以降の昌磨ファンに言いたい。
昌磨は誰が何と言おうと、ドイツなんだってば。
ラテンは世を忍ぶ仮の姿なんだから!
編曲は・・
昌磨はまだ若いから、弦を入れたアレンジとかロックアレンジとかでもディスらないぞ。(と心に決める)
でも、五輪銀だしね、アレンジなしでもいいんじゃない?っていうかそのくらい冒険しようよ。(と圧をかける)
アレンジなしの場合、ピアニストはバレンボイムと勝手に予想。
ほら、予想したぞ。
ホロヴィッツだったら嬉しい驚きかもしれない。
ブレンデルだったらちょっとがっかり。(ブレンデルが悪いわけじゃない)
↓バレンボイム。ほら、どこか諦観して熱くなりすぎず、かといって冷たくない、ちょっと演劇的で安定感のあるところが昌磨に通じると思うんだけどどうかな。
ちなみに私は個人的にはギレリス推しですわ。
↓ごちゃごちゃ言うよりまずは聞け。この命知らずな演奏を。
ああ、ギレリス聴くと心拍数が上がる。
暑い日には気を付けたほうがいいかもしれない。
ずいぶん前にソナタ12番の動画を掲載したことがあるけれど、彼の演奏をきくと、その演奏が正しいかどうかとか、解釈がどうかなんてことは、この際どうでもいいと思っちゃう。
とにかくベートーヴェンそのものがそこにいる。
ベートーヴェンという作曲家・・少なくとも彼の残した楽譜から読み取れるそのキャラクターのいいところ悪いところ、偉大なところしょーもないところ、ぜんぶひっくるめての魅力、恐ろしいほど感情の突き抜けた変人・・じゃなくて強烈な個性と、その裏にあるごく普通らしい人間味が、手に取るようにリアルに再現されている。
巨匠ベートーヴェンの偉大な芸術を表現するんじゃなくて、この世に生きて、今現在疾風怒濤の悩みの中にいるベートーヴェン自身を演奏するのがギレリスなんだな。
おっと。つい余計なことを語ってしまった。
ところで、「月光プロ」で2楽章を使った人はいまだ見たことない。(私は。)
2楽章ってほんとに面白いんだけどなあ・・
構成としては、おそらく最後の3つのジャンプでボーナスを狙って4回転コンボと3A3連を跳ぶでありましょう。
今回のルール改定、とくに後半ボーナスの改定は日本の提言だけど、このルールを一番使いこなすポテンシャルがあるのは昌磨だと思う。
問題は、確実にコンボが決められるかどうか(つまり4回転の着氷を安定させられるかどうか)
ステップは、たぶん最後だろうなあ。
盛り上がって終わるか、パパシゼのようにしんみり終わるか・・
戦略的なことも含めていろいろ考えると、パパシゼのような、1楽章→3楽章→1楽章というパターンでくるんじゃないかと予想してるんですけどね。
あくまでも予想!!!
振り付けは、まあ、美穂子先生ですよねそうですよね。
たぶんコテコテに物語つけてくると思うんですけど(爆)、ま、それが昌磨なんだよな。
ドイツにさえ戻ってくれればもう何も言わない。
(しかしパパシゼみたいにスピンで音増やしたら全力でツッコミ入れる)
そして衣装はキラキラの立ち襟じゃなくて、もっとシンプルなのがいいよう。
そして前髪はキリっと切ろうよう。
あ、そしてわたくし事なんですけど。
この曲、もう半年近く弾いてるんだけど、オリンピックのパパシゼショック以来すっかり腑抜けちゃって、全然練習してなくて・・
3楽章、譜読みの段階から全然進んでない。
でも昌磨が滑ると聞いてちょっとやる気になった。
おばちゃんもがんばる。
・・しかし暑い日にこの曲弾くとほんとに汗だくなんだよな・・