Quantcast
Channel: 映画・海外ドラマ 覚え書き
Viewing all articles
Browse latest Browse all 747

近畿フィギュアスケート選手権 男女フリー

$
0
0
生中継もすごいけど、カメラの数がすごっ。
こりゃ選手たち緊張してるだろうなあ・・・

女子

白岩さん
展覧会の絵
とにかくルッツがいいなあ。(ルッツ大好き)
持ち越しとはいえプログラムの完成度・・ジャンプ以外も含めて・・が別格だし、30人は並んでるかと思われる大量のカメラマンたちの前で堂々たる演技を見せられるのは、さすが、場数が違うなという感じ。
もちろん優勝。

森下さん
レミゼ
ちょっと濁った緑のドレス風衣装は、レミゼというよりロミジュリといった趣なんだけど、すごく似合う。
今日の女子の中で一番好きな衣装。
3Sがものすごく気持ちよかったなあ。(サルコウも好き)
エレガントな中にちょっと男前なドヤ感のある、独特の表現がクセになる。
いい感じで終盤まで来たのに、最後の最後、イーグルからの2Aが抜けて残念・・ボーナスと加点狙いうちだったんだろうになあ・・本人苦笑い。
3位!

籠谷さん
紅の豚
同級生のさかもっちゃんが応援にきてる!いい子や・・
先日のさかもっちゃんもそうだし三原さんもそうなんだけど、神戸の子たちは踊り的な意味ではまあ、それほど面白みはないんだが、スピード感というか、特にジャンプに向かっていくときの、風を感じさせるような滑りの表現(そう、滑りの表現、という言葉がぴったりくる)に、まさに宮崎駿の映画の主人公みたいなわくわく感があって、目を奪われる。
個性的な強さと魅力のある目に真っ赤な衣装が似合う。
ジャンプきっちりまとめて2位!

細田さん
サンセット大通り
3A跳べるようになったから引退撤回したという、噂の細田さんね。
そして3A入った!
6練ほどの流れじゃなかったけど、これだけしっかり決められるってすごいわ。
しかも23歳で!


男子

渡部くん
ロミジュリ
足なっげえ。しかも立ち姿美しい、足さばきエレガント・・
ずいぶん日本男子離れした滑りだな・・
しかも白に金の縁取りの美々しい衣装をこれほどまで確信をもって着こなすたあ何てやつだ。
ジャンプであちゃちゃだったが、構えは最高に美しいじゃないか。
いったい何者?海外出身者?
いろいろ勘ぐってたら、アイスダンスやってたという話。
・・納得・・
ジャンプが決まらなかったのと、後半スピードなくなっちゃったのは残念。
西日本に残れるかな??(その辺全然わかってない)

実況が「この表情・・」とか言ってやがるが表情なんかどうでもいいし、彼が上手いのはそこじゃないわい。
解説のおっしゃるとおり、「どうやったら足を長く見せられるかがわかってる」まさにそういう美意識でしっかり体をコントロールしてるところが上手いのよ。
アイスダンスの、スケートの美意識。そして客観性。
ジャンプハマらなかったのがつくづく惜しい。
衣装はお母さんの手作りとのこと・・お母さんは、きっといろいろわかっていらっしゃる人なのだろう。


須本くんが来てる。
なんだかカメラがロシアみたいになってるな。
(客席の有名人を抜きまくる)

6練
一気に盛り上がる。観客、現金だな(笑)

大輔さん3Sも3Aもよいな。
友野も4Sいいな。
太一見たかったな。
でも若者たちも大輔さんと一緒は楽しいだろう。

櫛田くん
ゴエモン
ルッツトウさいこーだな。(3回転だけど)
フリップもなんだが、ゆったりした音楽のアウフタクトに合わせて踏み切るから、音楽の力を借りてものすごく大きく見える。
あと、ステップでもその他のところでも、表現上大きく腕を広げたあとに、ただ開きっぱなしにせず、必ず綺麗に収めて次につづけていくから、ジャンプがあっても、それが失敗しても、演技が途切れない。
上半身の動きのスケールが大きく感じられる。

太一
アンタッチャブル
本田妹が来てる。
短髪じゃなくなったが、でもごちゃごちゃした髪型じゃなくて好感度高い。
ベストといい、遠目にはちょっと小塚風味?
4T転倒・・いいジャンプだったけどな・・
たぶん渡米後初の試合だよね。
ちょっと気合が入りすぎてるような感じはしたけど、4回転こそ入らなかったものの、足元がものすごく洗練されて良くなってる。
もともと男っぽい滑りだったから、男っぽさと洗練を両立する北米のとは相性がいいんだろうなあ。


中村くん見逃した、ごめん・・


大輔さん
鐘?
ベールグリーンゴースツと言ってるが、あれ?当初発表されたの、こんな曲だっけ・・

解説だんまりかよ。(笑)

ステップいいな!
これはいいな!
昨日「ステップの高橋言うのヤメレ」って感じのことを書いたのに完全に裏返してごめんなさいだけど、ステップの高橋言うならこのくらいのもん見せてみろっていう、昨日は書かなかったワタシの本音(爆)をちゃんと受け取ってくれた感じ。(んなわけねえ。)
これまでの高橋大輔のイメージを完全に壊した、足元に徹したステップだよね?

3Aはじめ、ジャンプはうまくいってないけど、それはまあこれからってことで。
コレオは、彼の場合イーグルとかの印象的な「持ち技」が少ないからひたすら動き回る感じで、相当キツかっただろうと思うけど、ひるまず、全力で、気合で滑りきってた。
なんというかな、根性のある、いい大輔さんが見れたなと思う。

だってね、今だから言うけどさ、ソチのフリーとか、ファンの方はアレ好きなのかな。
つまんないもなにも、何の記憶も感想もないし、見返す気にもならないんですよ・・。(ヒドいな)
引退の仕方も、まさにフェイドアウトって感じで、その後も・・(以下自粛)
彼の4年間は、まさに、このプロの題名のように、血の気のないゴーストみたいだった。

夏にも書いたけども、ラフマニノフの「鐘」というのは、冥界か地獄か悪魔か、そういう地下世界からの誘惑にズルズルと屈していく人間の弱さ脆さを美しく表現した音楽で、私、大輔さんにぴったりだと思うんですよ。(嫌味じゃなく。)
でも彼はそこから這い上がって、こうして今を生きる覚悟と気概とリスクに満ちた世界に復活してきた。
それを体現するような、最後のコレオだったと思いません?
いい演技だったかといえばそうじゃないかもしれないが、そういう人間的未熟さや成長を演技の中で晒しながらそこにいる大輔さんが見られてうれしかった。
いつも言うけど、私は上手い演技も好きだけど、選手の未熟さや成長や本音、極限にある感情が音楽とともに直接見えるような演技が好き。
三位おめ。

ともの
さあ、本命ですよ。
気合入ってるな。
リバーダンス

4回転抜けからの転倒と続いたが、3A3連続で持ち直し。
でもその後もちょっと不安定なジャンプがあったかな。
「現役組」の意地を見せてやらねばという気持ちが前のめりになったのだろうな。
でもステップは良かった。
苦しかったが、ギリギリで優勝!
この内容での優勝はけっして嬉しくないだろうけど、まだまだ、これから!


Viewing all articles
Browse latest Browse all 747

Trending Articles