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Channel: 映画・海外ドラマ 覚え書き
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曲かけを乗っ取る ロステレ男子公式練習

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ライストで公式練習第二グループ見ました。
すこぶる調子よく、これでもかってほど4Sや3A跳びまくった羽生氏でありますが。
もはや練習というよりは・・

他選手の曲かけ乗っ取ってるだろ(笑)

もちろん、物理的に邪魔をしたりはしないよ。
邪魔にならないよう、別の場所で、4Sとか4T3Tとか、カウンター3Aツイズルとか、音楽にぴたりと合わせて跳んでるだけ。
曲に合わせてステップ踏んでみせてるだけ。

・・が、もはや、誰の曲かけだかわかんない。
30分ばかりの曲かけが完全にユヅルオンステージ状態。

これは、なまじっかの選手だったらメンタルやられるわ・・(爆)

4T-3A+足上げは、いわゆるユーモアってやつだよね。
笑うとこだよね。(笑)

友野の「ニューシネマパラダイス」では優雅に4Sを。
キーガンの「トイストーリー」ではリズムに合わせてフル構成。
「月の光」は、前半と後半のアレンジの違う曲調に対応し。
コリアダの「サムソンとデリア」はロックな部分でカッコつけ(笑)

ここまで怒涛のジャンプを、多少の耐え気味はあったけど、ほぼほぼ完ぺきですよ。
ケンカ売ってるとしか思えない。


そしていよいよ自身の曲かけ

4T-3Tが華麗に抜ける・・(笑)

ええんです。ええんです。
失敗するくらいがちょうどええんです。
練習完璧だったけど史上最悪にボロったのは・・2015年カナダのSPだったかな?
あれもまたいい思い出ですけどね・・

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今回はロシアということでいろいろ思い入れもあるようで。
ちょっと「みせびらかしたい」気持ちもありげな様子。
ええんです。ええんです。
五輪二連覇したんだから、みせびらかしてやったらいいんですって。

そして友野あたりが、「くっそこんにゃろ何て奴だ、覚えてろ、見ていやがれ」くらいの闘志を燃やして負かしにかかってきたらめっけもんじゃないですか。
日本男子に限らずだけど、今のトップ選手たちはみんなお行儀がよくて、フレンドリーで。
誰ひとり、かつての羽生氏がPちゃんにしたように、面とむかって手袋を叩きつけてくる若手がいないのを、彼はちょっと寂しく思ってるんじゃないかと、今日の練習を見てうっすら感じてしまった。


ところでわたくし、羽生ファンにあるまじきメンタリティーかもしれませんが、ほんっとに、結果なんかどうでもいいという、悟りの境地に立っております。
彼自身はもちろん、そんなつもりはさらさらないのでしょう、勝ちに行くのでしょう。
でも私は、そうやって相も変わらずガツガツして、氷上に生きる羽生氏を見られるだけで充分でございますよ。
むしろ、彼以上にガツガツした若者と、取っ組み合いみたいな凄いデッドヒートの末に負ける日を待ち望んでいたりする。
・・あ、もし、しれっと勝たれて「勝てると思ってませんでした」なんて言われたら、それはムカつく!(爆)

なんにせよ、彼が二連覇して目的を果たして、それでもなお出てきてくれること。
しかもそれが義務感とか重責でなく、ひたすら楽しそうに見えることがただただ嬉しい。
今はその幸せにひたっております。

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