アラン警部がかえってきました。
「これといったきっかけがなくて進展しないまま終わってますが、なにせアニーは肉食系ですから、この2人は遠からずうまくいくことでしょう」
なんていう感想を書いたのは、2年前。
今回も進展しなかった。
第二シリーズをはさんで、たしかに、いろいろありましたね。
アニーは誰の子かわかんないけどとりあえず出産したし。
前回からやってきたモートンは、超カタブツで何かとめんどくさいし。
だけど、だけど、アランはますますカッコよくなってるのです。
あいかわらずしょぼくれてるけど、眼力はますます鋭く、困ったような顔は、以前ほど不安定ではなくて、年相応の落ち着きが出てきたような気がする。
アニーも、コブつきで問題はあるけど、総合的には穏やかになったよね。
ここで進展しなくて、どうするのだああああ!!!
今回ことさら思ったこと。
アランの部下には、ケンとか・・・ほかにも細かくいいキャラがいるけれど、チームの主導は完全にモートンおばちゃんとアニーおばちゃんの一騎打ち状態になっている。
なんなんだ、この職場はw。
セクシーな美男美女が集う職場で、誘ったり恋人を取りあったりというドラマは多いでしょうけれど。
ヨレヨレのおっさんを中心に、田舎訛り丸出しのガツガツなおばちゃんたちが火花を散らすのがメイン・・とは、なんちゅうドラマじゃ。
いつもながら、ヨークシャーの景色がむちゃくちゃ綺麗でした。
天気はいつもどんよりしてますけどね。
羊を囲う石垣のある、なだらかな丘がどこまでもつづいいてます。
イギリスって狭い筈なのに、あの景色が延々と続いてるのだとしたら、すごく不思議な気がします。
5・6話に登場した、犯罪グループのトップでガンを患っていたジェンキンスは、「ブラス!」・・・って、もう20年近く前の映画で、アラン警部ことステファン・トンプキンソンと共演してました。
「ダウントン・アビーのカーソンさん」ことジム・カーターも一緒に。
↓この映画です。40秒あたりからが、今をときめくおっさん達の出番。
・・ユアン・マクレガーも地味に出てます。私の好きな映画ベスト5に入る名作。