何より衝撃だったのは
四大陸で台乗りしたハン・ヤンがフリーに残れなかったこと。
カナダの枠取りのために出場権を譲られたナム・ニューエンも。
ジャンプのノーカンはダメージが大きいよ。大きすぎる。
今回、全体のレベルが高かったのかもしれないけど・・・
このトリッキーなルール、どうにかなんないのかなあ。
まあ、そんな中、デニス・ヴァシリエフスくんが10位につけている。
滑走順早くて見逃しちゃったので、フジが放送してくれるといいな・・・・・・しないだろうな。
熱苦しい情熱的な演技で個人的にツボなイヴァン・リギーニは9位。今日もやっぱりアツかった。
ミーシャはいちだんと美しい演技。
もしセクシー度という項目があれば、アダム・リッポンが間違いなく一番だったと思う。
演技前にアップになた映像の、半開きの唇がエロすぎて、したたる色気にすっかりやられた・・・
ギラギラの衣装、クイーンの音楽、クラクラするようなノーミス演技。
会場総立ち。こっちも最高に盛りあがった。ありがとう、リッポン。
ボーヤンは、4ルッツの着氷が乱れてコンビネーションが流れなかった以外はいつもどおりの印象。
でも、一番気になったのは、ここ数試合で見えてきた輝きのようなものがなかったこと。
そのせいなのかはわからないが、しっかりPCSを引かれた感。
最終グループ6分間練習。
羽生氏の衣装の背中が開いている! 歓喜←嘘。
ボーヤンにならって衣装をマイナーチェンジ?
まさかこの期におよんで微エロを狙ってきた・・・?
(それともチラ見せでライバルたちを動揺させようという作戦か?)
いろいろ妄想をめぐらせたが、単なるファスナーの閉め忘れだったのか、演技のときはちゃんと閉まってた。
周りの人、気づけってば。
気づいてても怖くて誰も言えないんだったりして・・・・(汗)
しょーま、攻めの姿勢、ということをいつも言っているだけあって、ちょっと荒々しいくらいの滑りだったような。
ギリギリを攻めたのか滑っちゃったのかわからないけど、なんだかスケーティングにスリルがあってゾクっときた。
ステップアウトしちゃって、演技後は「俺全然満足してませんけど」みたいな顔の反面、PCSを着実に伸ばして結果は4位。
ボーヤンとは僅差ながら、なんだか明暗が分かれた印象だなあ。PCSおそろしや。
上には御三家のPとハビとユヅルしかいないんですぜ。
いや、ユヅルが将軍様で、ハビが尾州でPが紀州、しょーまが水戸・・ですかね。
Pチャンは、またやっちまった3Aコケ。
全日本の羽生のようなスペクタクルな美コケ(笑)ではなく、ふつうにがっつり転んでたが、PCSは47点。
これはちょっと出過ぎ・・・?と正直思った。思ったが、きっと、彼のスケートが生む感動とか敬意とか、スケートとはこうあるべき、あってほしいという思想とか期待、みたいなものもコミコミになってるんだろう。
そういうものを点数にすること自体に異議はないのだが、それならいっそ、PCSの上限を120くらいに上げちゃったらいいと思うんだけどなあ。
デニス殿下は不調からの脱出ならず。
ジャンプが決まらないのももちろんなんだけど、なんだか元気のない感じがとても気になる。
練習中に羽生氏の軌道上でスピンをしていて逆鱗に触れたのが影響・・とかないよね?
羽生氏の逆鱗・・・怖すぎる。
ハビもコケてしまった。
ここまでの滑走、ミス続出で荒れ模様。
ハビちゃん、今日はヒゲがちょっと薄め?
そして羽生氏。
ああ、もう、スゴイっす。
前滑走までの荒れ模様からして、この氷は滑りすぎるんじゃないかとか、リンク狭いからかなとか、不調の理由を勝手にいろいろ想像してたんだけど、どんな理由も羽生氏には通用しなかった。
もっとも、ちょっと慎重な滑りに見えたし、特に4-3はスピードがなかったけども、ミスというようなものは少しもなかった。
「弘法は筆を選ばず」
この演技をされたら、Pチャンも、「氷の状態が・・」って言い訳できない。(笑)
演技後の表情は、珍しく、心から納得した表情だったなと思う。
「うおっしゃ~。見たか~!」と雄叫びあげてたっけ。
はい、見ました。(笑)
見るなと言われても見るよ。
・・・まさに役者がそろったという感じの最終グループ、最終滑走がコフトゥンなのはどういう天の采配なんだろう。
たしか去年の世界選手権でも、羽生氏のあと、プーの海をかきわけて滑ったんじゃなかったっけ?
彼のウィークポイントをひとつあげるとしたら、迷わず「クジ運の悪さ」と言いたい。