みんな大好き第7話。
久しぶりに見返したけど、何度見てもいいな。(笑)
とまあ、いろいろ気になる部分はありますが、そっちはひとまずおいといて。
ジェイミーが結婚を承諾するにあたってドゥーガルに出した3つの条件ってのが、
ゼクシーの特集記事も真っ青な乙女っぷり。
「絶対に譲れない私の条件ランキング♡」 by ジェイミー
1 教会で正式な結婚式を挙げる(衣装はフレイザーのキルトじゃなきゃね。)
2 結婚指輪を新調する(しかもこだわりのオーダーメイド)
3 クレアに綺麗なドレスを着せる
両親に紹介する前に登記所で電撃入籍しちまった男前なフランク・ランダルと比べて、あまりに・・・。
可愛い。(爆) けどちょっとめんどくさい。
さらにジェイミーは言う。
「結婚は一度と決めているから、母に誇れるものにしたい。」
ホントだな?ホントに一度しか結婚しないんだな?絶対だな?!
わざわざ「一度と決めてる」だなんて、逆に嫌な予感がするじゃないか。
「気を付けて帰れよ」と言われたら殺されるのだ。
「絶対に見るんじゃない」と言われたら見てしまうのだ。
第三シーズンがマジで心配。
ネッドが調達してきたクレアのドレスは、綺麗・・っていうよりも「そう来たか」というものだった。
木の葉が砕け散ったように散乱する、およそ花嫁衣裳とは思えん縁起悪そうな刺繍。
そして、腕を45度以上上げたら間違いなく乳がはみ出る胸のライン。(しかも微乳)
クレアらしいっちゃあクレアらしいのだが、実際のところ、ジェイミーは胸のデザイン以外は何も覚えてないだろうな。
そんな花嫁を差し置いて・・・
ジェイミーのキルト姿はお世辞抜きで息をのむ美しさだった。
少し色あせた青緑の上着はジェイミーの目の色に似ているし。
なでつけた髪、盛装のキルト・・
しかもスローモーションで歩いてくる!!!(爆)
クレアはもういいから、もっとジェイミーを映しなさいよスカポンタン!
上着に施されたピンタックといい、透かしのボタンといい、レースのついたリネンのシャツといい、時代考証に裏打ちされてるっぽいキルトといい。
どこを取っても素晴らしい。文句のつけようがない。
視聴者のお目当てはドレスなんかじゃないのよ。キルトよ、キルト。
ということを、制作陣もよくわかっていらっしゃる。
ところで、衣装といえば、いつも気になるのがシャツの丈。
この絶妙な長さと脇のスリットは、果たして時代考証に基づくのか?
だとしたら時代考証万歳である。
さて・・・
今回のメインとなる、長時間にわたる新婚初夜のあれこれ。
最初に見たときにはぶったまげた。
アメリカじゃあ、初日からいきなり3回もやるのが標準だと?(←そこ?笑)
ともかく・・
とくにクレアの言動・・・いちいちリアリティーがある。
ジェイミーは「大丈夫、いきなり襲ったりしない」というけども・・・このシチュエーションなら、むしろいきなり襲ってくれたほうがクレアのプライドも保たれるってもんです。
自分から誘ってあげないとダメなパターンって・・年上女にはキツいのよ。(しかもDTくんとか。)
クレアの微妙な苦悩が伝わってちょいちょいおかしい。
そして・・・馬ね。
クレアなら、後ろからでも別によかったんじゃないでしょうか。本当は。
ジェイミーはといえば、もうこれは完全に妄想です。フィクションです。実在の人物とは無関係です。
一ミリも知ったかぶりせずおごりもせず、しかし遠慮もせず。
初めてのくせに果敢にも「良かった?」なんて聞いてくる生意気な22歳。
そんなんいるわけないし!!と思いつつも・・
息子にはぜひそういう可愛い子に育ってほしいと・・なんかちょっと違う目線で見てしまったのは私だけでしょうか。
しかも、あのお尻。(笑)
ジェイミーは、世の女性が想像しうる限りの完璧な男だわよ。誰が何と言おうと。
なのになぜ?お尻まで美しいのだと見せつける必要がどこに?
そしてきわめつけは、片腕を挙げながら悶える、悩ましくも美しいジェイミーの図。
こんなに男だけを延々と、しかも美しく見せた○○シーン(しかもテレビドラマ・・)がいままでにあったかなあ、と記憶を手繰り寄せるけど、私は見たことないと思う・・(汗)
そもそも、男があえぐのをじっくり見る、っていう項目は私のリストに存在しなかった。
でも、これはアリだと思う。
美しいは正義。
さて、話は変わって。
ジェイミーとドゥーガルの会話についてちょっと語らせてください。
私はいままで、ドゥーガルは言葉こそ悪いけど、根は正直でいい奴だろうと、好意的に解釈してた。
ジェイミーがクレアに気があるのを見抜いて、親心でクレアと結婚させたんじゃないか、とも思ってた。
でも、英語のセリフをよく読んでみたら、そう単純でもないらしい。
ドゥーガル 「私に感謝はないのか?お前がナニを突っ込むのにメス馬よりマシな場所を探してやったんだぞ。」
ジェイミー 「・・ありがとう。本当に。」
ドゥーガル 「ちょっと座っていけ。せっかちに戻りたがってると悟られたくないだろ?・・花嫁に。」
クレア 「ホントにそんなこと言ったの?」
ジェイミー 「ああ。「女を喜ばせようと必死なそぶりを見せちゃダメだ。尻に敷かれる。」って。」
クレア 「ほんと?で、あなたはなんて言ったの。」
ジェイミー「俺はもう尻に敷かれたし、その場所が気に入ってる。」
このひとつ前のシーンも含めて、ジェイミーの受け答えはほんとうに見事。隙がない。
どんなに卑猥な言葉を浴びせられても、その言葉を引き合いにして気の利いた言い回しで返す。
ダジャレにしたり、話の焦点をすりかえて、自分よりも相手に注目が集まるように仕向けるのがうまい。
自分を目立たせようとしないけど、結果的に、人の心をつかむ感じ。
こういうところがドゥーガルにはないのよ。
ドゥーガルは自分に注目を集めたいから、この有能な青年が自分の傘下にあることをアピールしようと、上から目線、かつ下卑た言葉でジェイミーにからむ。
それに対してジェイミーは・・
ひねりもジョークもなく、ただ率直に「ありがとう」と言う。
おじであるドゥーガルへの敬意もあるだろうし、あまりの下品さに引いた、ってのもあるだろうし。
でもどっちにしろ、ドゥーガルが求めていたのはそういう反応ではないんだよね。
ジェイミーはすぐ、それに気づいたと思う。
さらにからんでくるドゥーガルに対して「尻にしかれてもかまわない。」と冗談めかしつつにべもなく立ち去ったのは、「おれはドゥーガルの下という地位でじゅうぶん満足している、余計な勘ぐりをするな」って意味なんだよね。
彼に野心はない・・それは本当かもしれないけれど、どうなんだろう。
意のままにされまいとするプライドと、それができるだけの知性と人望、しかもそれをちらっと見せつけずにいられない反骨心。
今後彼やドゥーガルの運命を決定づけていく素材が、この短いやりとりに揃ってる気がする。
このシーンは単なるエロ話だとばかり思ってたけども、よく読んでみるとなかなか深い。
最後に・・・
今回何度かアップになっていたジェイミーの手について。
あのワイルドな体に似合わず、意外とすらっとして繊細な手指・・とくに爪・・
すいません。○○シーンと同じくらい萌えるんですけど変態でしょうか。
しかもケガひとつない・・・(涙)
こんだけ指長かったらピアノ12度届く。(ジェイミーピアノ弾けないから。)
弓の握りは太くしなきゃダメだな。(ジェイミー弓引かないから。)
などと妄想して喜んでる私のことは、もう放っといてください。